篠山紀信さんに写真を撮られました

1週間ほど、ブログの更新をさぼっていました。すみません。
標題のとおり、昨日篠山紀信氏の写真撮影を受けました。あの篠山紀信さんです!
次号の「早稲田文学」、「父と子と文学」だかなんだかが特集らしく、その表紙とグラビア用にぼくと娘の汐音の二人が撮影されました。書斎で仕事をするぼくの膝元にまとわりつく娘とか、近所の公園で遊ぶふたりとか、さまざまな構図を撮影されました。撮影は2時間弱行われたのですが、カメラを構えたと思ったらもう撮影が終わりモニタを覗くと確かに篠山さん的な写真になっていて、その仕事の速さには目を見張りました。あれはすごかった。
下が、その撮影後の記念写真。

左端は妻のほしおさなえ、右端は「早稲田文学」編集チーフの市川真人前田塁)さんです。
なお、うちの娘は市川さんのことは大好きで、前日から市川氏訪問を心待ちにしており、うちには妻が作成した「市川くん人形」まで存在します。
早稲田文学」編集部からは、汐音の誕生日プレゼントまでいただきました(電王の電車セットとかw)。ありがとうございます!>編集部さま 
それにしても、めちゃめちゃ緊張した撮影でした。あの篠山紀信氏が来るとのことで、前日の書斎の大掃除から始まり、当日も汐音のヘアメイクのために美容師さんは呼ぶわなんだかんだで(むろんぼくにはヘアメイクはない)、撮影終了後は家族3人で死んだように寝入ってしまいました。ただ写真を撮られただけなのに、なぜこんなに疲れるのか。むろんそれは篠山氏のオーラに寄るところが大きいのですが、むかしのひとが写真撮影で魂を抜かれると言っていたのはこういうことか、と実感しました。
まあ、父親としては、「篠山紀信が娘を撮影した」という事実だけで大満足です(笑)。
撮影後の打ち合わせで、市川さんと「1Q84」について意見を交換しました。ほぼ同意見で一安心。ぼくの「1Q84」評は、次号の週刊朝日コラムに載る予定です。