コンテンツ文化史学会

友人の吉田正高さんから、新しい学会を立ち上げたとのチラシを文学フリマ会場でいただきました。学会誌の創刊号目次が期待できそうだったので、公式サイトにリンクしておきます。
http://www.contentshistory.org/
この場合の「文化史」というのは、歴史というだけではなくnatural history(自然誌)的な意味もこもっているのかしら。文化の自然誌として、コンテンツの日本における独特の進化を読み解いていくという感じなのだとしたら、おもしろいですね。濱野くんのアーキテクチャの話なんかとも関係しそう。

それにしても、この吉田正高さんとも擦れ違っただけだったし、先日の文学フリマでは多くのひとに挨拶し損ねてしまいました。あらためてすみませんでした>関係者各位(含むid:gotanda6
じつは二日ほど経ってちょっと気にしています。円城塔さんも吉田アミさんも見かけたのに声をかけなかったし、佐々木敦さんとは目礼を交わしただけだった。早稲田文学のブースもスルーした気がする。泉信行さんのところなんて、探すのすら無理だった。
言い訳になりますが、あの日はぼくは朝まで酔っぱらっていたうえに、会場の暑さで(夏なみに暑かった!)いささか体調が悪かったのです。それでも気力を振り絞ってブースまわりに出かけたら、初対面のサークルさんよりがんがん献本を受け(それはありがたいのですが)頭がくらくらして会場隅に撤退していたのですが、そこでもむろん話しかけられるのは止まらず、もうこれは体力的にひたすら雑談し社交でもしてるしかないと諦めたわけです。理解していただければ幸いです。
ただ、今回、文学フリマそのものの盛り上がりと表裏で思ったのだけど、あの会場ではぼくは普通にブースを回るのは無理なのかも。とにかく知り合いが多いし、評論系ではやたらと面が割れているため、下手に見本誌を手に取って戻したりするとブログやTwitterでなんか書かれそうで正直怖い。かといって、全部買う気にはならないし。
次回からは、カタログを読みこんで完全決め打ちでブースを回るか、あるいは変装でもして行くことにします。
いきなり激やせするってのはどうだろう。