スタートレック

あまり知られていないのですが、ぼくはちょっとしたトレッキースタートレックのファン)で、TNGネクストジェネレーション)以降のDVDはDS9(ディープスペースナイン)もVOY(ヴォイジャー)もだいたい買い揃えています。映画も全部観たし、デアゴスティーニ商法(週刊スタートレックみたいなやつ)にもきっちりハマりました。そんなスタートレックの最新作が5月29日に劇場公開されます。
今度の監督は、あの『LOST』『クローバーフィールド』のJ・J・エイブラムズです。とはいえ他方、スタートレックの映画というのはいままであまりよくないというか、あくまでもファンサービスといった作品ばかりでした。しかも、今回は原点に戻ってカークとスポックの物語ということなのですが、同じように原点(以前)に戻ったはずのENT(エンタープライズ)が好みではなかったぼくとしては、その点でも期待できない。そう思っていたのですが……。
公式サイトで予告編を見てみたら、なんとこれはかなりよさそうじゃないですか! なによりも、あの古くさく嘘くさかった――そこがいいという説もありますが――TOS(オリジナルシリーズ)の船内デザインやファッションが、基本的には同じものでありながら、細部を変えることでじつに21世紀的にリアルに改変されている。アメリカでも評判がいいようで、一ファンとして期待大です。
日本語の公式サイトには低い解像度の予告編しか置いていないので、高解像度がダウンロードできるサイトにもリンクを張っておきます。
http://www.apple.com/trailers/paramount/startrek/hd/
いずれにせよ、スタートレックといえば戦後アメリカを代表する「神話」なわけで、それがいまどう再話されるかというのは、批評的にも注目どころでしょう。公開が楽しみです。
なんか、妙に宣伝みたいなエントリになってしまいましたが、スタートレック関係の仕事はしたことがありませんよw。