12月号/冬コミ/文フリ

東浩紀です。ised@glocomの準備そのほかで多忙な日々を送っていますが、波状言論も快調に進行中です。とはいえ、正直言うと、さすがにいろいろパンク気味です。もう、やめたい。まじで。
さて、気を取り直して。波状言論12月号の鼎談ですが、宮台鼎談、北田鼎談に続いて、今度も豪華! 京都大学助教授の大澤真幸氏にご登場願います。テーマは、ずばり「『自由を考える』とその後」。相方はいつもながらの鈴木謙介氏。この数年の監視社会関係、ネオリベ関係の議論を踏まえたうえで、新たに「自由とは何か」を問い直します。思えば、『自由を考える』の対談が行われていたころは、まだこんなに監視社会論や情報社会論は話題になっていませんでした。監視カメラも少なかったし、RFIDバイオメトリクス未来社会の話でした。この領域の変化は早いものです。。。
他方、冬コミ本も準備中(ブースがもらえたら、ですが)。『美少女ゲームの臨界点+1』と題して、例のHakagixのファンディスクというか追加ディスクというか、そういう趣旨の100pぐらいの評論本を作ります。詳細は後日告知します。
あとそれから、来る11/14。文学フリマには僕も参加します。サークル名は「波状言論」。しかし、こちらではさすがに新刊は出しません(実は、波状関係者がほぼ全員かり出されてほかの同人誌が作られているのです)。うちのブースでは、『美少女ゲームの臨界点』と、波状言論のバックナンバーセットCD-ROM(会場限定発売)と、あと、最近、意外なことに事務所奥で発掘された夏コミコピー誌『はかぎくす!』の残部をもっていって地味に販売します。よかったら遊びに来てください。