次号予告(hitomisiring)
オッス! オラ悟空! 人身ごく(ry
大学の卒業式という名の通過儀礼も終了しますた。精神と時の部屋にはもう入れません。
次号、波状言論3月B号は30日昼配信予定です!
さて、次号予告です。
波状言論06号こと3月B号は、前号に引き続き北田暁大・鈴木謙介・東浩紀三氏による超ロング鼎談が掲載です! 今回はネット空間と北田さんが『広告の誕生』で研究されていた婦人雑誌の空間の近似性(!)について討議がなされています。また、「降りる自由」問題が宮台真司さんの問題と絡めても論じられています。あ、高橋哲哉さんや大庭健さんの責任=応答可能性論への疑問も提出されています。東浩紀によるデリダの「書名・出来事・コンテクスト」の解釈とは? 久々に『存在論的、郵便的』を引っぱり出したくなるような議論がなされています。
- なんか僕、こうして固有名詞連呼してるだけで頭が良くなったかのような錯覚を覚えますよ。まじ錯覚ですが。これがハイパー・リアリティというやつですか。そういや、中学生のとき、はいぱーぽりすとか好きだったな……。
東さんの連載、今回は前回の鼎談で話題になったフリードリッヒ・キットラーと、ラカンの精神分析モデルの妥当性問題と、シミュラークル/ハイパー・リアリティについて論じられています。
なんかエライ難しい話ばかりしている号に思われるかもしれませんが、なんと! 佐藤心さんの妹探し兼声優イベントレポ兼現代ファンタジー小説である「真・超人計画」のタイトルまで「命名のパラドクス1」ですよ!? これはブンセキテツガクのクリプキを意識してのことですか? 私見ですが、まじ関係ないと思います。御安心を。『イリヤの空、UFOの夏』のイリヤがレヴィナスから取られているかどうかくらいの確率で当たっていると思います。
そして前号に引き続き、森川嘉一郎さんの原稿、特別掲載第二段です! 「建築のオルターナティヴ」特別編ですね!
なお、高木浩光氏による「テキストサイトの現在」は、高木さん急病のため休載です。
それでも分量的には「……!」な波状言論3月B号をお楽しみに!
では、二日後にお会いしましょう。ばいちゃ。
PS.
次号の近藤さんインタビューも必見です! それはまた今度。