円堂都司昭さんのゼロアカレビュー

『新潮』小説連載締め切り、『SIGHT』連載締め切り、『ミステリーズ!』連載締め切り、『文學界』連載締め切り、研究会出席、朝カル講義、ネットスター収録、Life出演、ゼロアカ第六次関門審査会、そして『週刊朝日』連載締め切りと、かつてない密度で締め切りとイベントがやってきていたこの10日間がようやく終わろうとしています。5月前半遊んでいたので自業自得ではあるのですが、正直、よく死ななかったもんだ……。
さて、そんななか、円堂都司昭さんがきわめて的確なゼロアカ評を書かれていたのを発見しましたので、リンクを張っておきます。
http://d.hatena.ne.jp/ending/20090527/p2
幻影城のことはたしかに意識していませんでしたが、ぼくは1970年代の批評とサブカルの関係は当初から念頭に置いていました。ぼくはたしかどこかで、柄谷行人日本近代文学の起源」と村上春樹のデビューと新井素子のデビューの同時性について書いたことがあると思います。その点で、この円堂さんの指摘は的確です。ありがとうございます。
なお、そんなゼロアカですが、どうせ近日内に動画が公開されるので言ってしまうと、いまのところ村上くんが突破最有力候補です。しかし、このゼロアカ道場、最有望の宣告こそがじつは死亡フラグだったという逆転が繰り返されているので、坂上くんと廣田くんにもまだまだチャンスはあると言うべきでしょう。いずれにせよ、8月には結果発表、年内には「1万部デビュー」の現物が出版される予定です。
ああそれから>坂上くん
この円堂さんのゼロアカ評の内容、きみの第二次原稿にぜひ活かすべきだと思うな。これは坂上くんへの強い援護射撃ですね。