これがモスキート音か!?
昨晩の夜中、文芸誌の校了を終えたあと、足立区北鹿浜公園でのモスキート音実験の現場に出向いてきました。下記がそのときに撮影した動画です。
撮影機材はSanyoのXacti DMX-CG65。動画にはかなり大きく、ざー、ざー、ざー、という音が入っていますが、現地ではこれは聞こえません。これがモスキート音だと思われますが、響きはまったく変わっています。録音のときになにかが起きていると思うのですが、AVに詳しくないぼくにはわかりません。
現場では撮影者の耳には、ぴ、ぴ、ぴ、というリズムをもったアラーム風の高い小さな音が聞こえていましたが、それも可聴域ぎりぎりなので本当は断続的な音ではないのかもしれません。中学生にはキーン、という一続きの音に聞こえるのかもしれません。読売新聞の記事では「3分おきに流す」ということでしたが、ぼくが現地で見たかぎり、3分流し、1分休みを繰り返しているようでした。
北鹿浜公園は住宅地と町工場の混在した地域にある、子ども向けの大きな交通公園でした。機関車なども置いてあっていい感じなのですが、他方で管理棟はえらくものものしく鉄条網と金網で防備されており、なるほどこれはかなり闘いがあったのだなと思わせました。
詳細は『週刊朝日』の次号コラムに書く予定です。
なお、仲俣暁生さんも下記で一瞬指摘してくれていますが、
http://d.hatena.ne.jp/solar/20090512#p1
この公園はあの幻の企画、ギートステイトの舞台のきわめて近くです。というか、ほとんど同じ場所。というわけで、変な因縁を感じて夜中にひとり出かけてきたのでした。