コミケ情報

東浩紀です。みなさん、お元気ですか。
波状言論はいよいよ大団円に向かって驀進中です。神林長平インタビューも無事成功しました！　来月の配信を楽しみにお待ちください。
ところで、3日後に迫ったコミケですが、今回は次の5点を出品します。

1. 『美少女ゲームの臨界点＋１』、1200円
   • 新刊です！　ニトロプラスへの50000字インタビュー、加野瀬未友＆更科修一郎が語る「カラフルPureGirlの時代」（「はかぎくす」収録のものの再録：ただし詳細な注釈がついてます）、加えて、元長柾木が『ToHeart』を、佐藤心が『とらいあんぐるハート2』を、ササキバラ・ゴウが『WHITE ALBUM』を、更科修一郎が『雫』を論じきる、うっとおしいほどに熱いレビュー企画「臨界点ゲーム15」が収録された128ページの本格評論本です。僕が多忙のため紹介ページ制作が間に合いませんでしたが、クオリティは『臨界点』本誌と変わりません。ぜひお買い求めください！
2. 『美少女ゲームの臨界点』、2700円
   • 好評の夏コミ本です。すでに3刷！　事務所にある在庫をすべて持っていきます。いままで売り切れなどで手に入らなかった方は、ぜひこの機会にお買い求めください。
3. 『「動物化するポストモダン」とその後』、会場特価3000円
   • コミケ64で販売した講演DVDです。
4. 『波状言論特別年間登録CD-ROM』、3300円
   • ふたたび制作します。1号から20号までのバックナンバーと21,22号の配信登録がセットになり、さらに、コミケ64とコミケ65で配布したコピー本のPDFデータも収録した、たいへんオトクなcd-romです。収録文字数が何万字なのか、計算する気にもなりません。29日に20号を配信したあと、地味に手焼きしてもっていきますので、せいぜい20-30部しか作れないと思います。お買い求めの方は、早めにご来店ください。
5. 『Majestic-12』、1000円
   • 波状言論のスタッフ、前島賢が第3回文学フリマで頒布した批評誌です。テーマはセカイ系。元長柾木、更科修一郎、佐藤心、西島大介など、『臨界点』メンバーが軒並み参加しており、さらに秋山瑞人ロングインタビューまで収録された興味深い本です。僕は参加してませんが、DTPは僕の事務所のMacでやってました。MJ-12はサークル落選してしまったので、委託販売です。残部僅少なので、こちらもお早めに。