13号BN販売開始

こんばんは。15号配信も迫ってきました! にもかかわらず、編集作業をブッチして阿蘇山の麓の温泉に浸かりに行き、編集部内で顰蹙を買っている東浩紀です。
覚えていらっしゃる方がいるかどうか分かりませんが、いまからほぼ一年前、はてなを始めてすぐに僕は大分に出張になり、会議の席から投稿を投げたりもしたのでした。わずか一泊の出張だったのですが、帰りの空港に向かう車のなかで見た九州の景色の雄大さが忘れられず、今回は突発的に出かけてしまったわけです。阿蘇はすばらしく雄大でした。やまなみハイウェイから見る景色は、アイルランドの丘陵地帯を思い出しました。見渡すかぎり丘陵が波々と続くあの風景の名前は、学問的には何というのでしょう。「波状地形」とかだと嬉しい、なんて思いましたが、まあそれはないですね。

さて、告知です。阿部和重法月綸太郎両氏を迎えての大型鼎談を掲載した13号のバックナンバー販売を開始します!
阿部氏のほうは伊藤整賞受賞の報を受けての初(おそらく)の座談会参加、法月氏のほうはこのためにわざわざ京都から東京までいらっしゃってくださったという気合いの入りまくった鼎談です。
同時にコラムも充実。鈴木謙介氏(http://www.asvattha.net/soul/)は、2ちゃんとかフラッシュとか儀礼的無関心とかの話で行くだろうというおおかたの予想を裏切って、ごりごりと若年雇用問題に突入。いま話題の「ニート」に早くも言及しています。宣政佑氏(id:mirugi)の連載もかなり硬派。日本人の韓国マンガに対する無理解に、正面から苦言を呈しています。結果的に、この号は妙にハイテンションです。いま読み返すと、気を抜いていいのは、僕のコミケカウントダウン連載ぐらいですね(笑)。まあ、それもいいのではないかと。。
と、まあ、そんなこんなの波状ですが、ぜひバックナンバーもお読みください。13号は下記のサイトからダウンロードできます!
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全13号一覧はこちらです!
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