波状言論最終号予告!!

合い言葉はデスマーチ!!
こんにちわ、cherry-3dこと前島です。恒例の配信直前次回予告です。
いよいよ一年にわたってお送りしてきた『波状言論』もこれが最後!! 本当に最後です!!  ただいま、編集部員全員が気合いを入れて最後の編集作業に取り組んでおります!!  ……といっても最早たった二人ですけどね!!  二人合わせて炎となれ!! 私のテンションもいつもにくらべて、50%アップ!! 寝てないんだもん、しかたない!!
波状言論』最終号は、30日未明の配信となります!

予告です!
東浩紀氏の好評連載コラム「crypto-survival noteZ」もいよいよ最終回!! 「crypto-survival noteZ」絶体絶命のピンチに、「great crypto-survival notes」が駆けつけます。嘘!

続いて、作家・神林長平氏へのインタビュー「猶予のセカイを超えて〜言葉遣い師の成熟」もついに後編。しばしば、ある時期を堺に、その作風を大きく変えたと論じられる神林氏。その変化の理由は一体どこにあるのでしょう? セカイ系の起源である神林氏の軌跡には、現在進行中のさまざまな小説ムーブメントの「未来」を読み解く鍵があるはずです!

三坂知絵子氏の連載「ナインティーズ添い寝ガール」最終回タイトルは、「新世紀添い寝ガール」! 『波状言論』9月号に登場した新海誠氏との接触の話題、そして、90年代を駆け抜けた三坂知絵子氏の新たなスタートが宣言されます!!

さらに特別掲載となります論考、伊藤剛氏による「手塚治虫<以後>のマンガ表現史 拡張するマンガ表現論」。今春に、著作『マンガ史の切断面』(仮題)の出版を控えた伊藤氏が、マンガ論のエッセンスを語ります。これまでのマンガ論が、1990年代後半以後のマンガをとらえることができないのは何故か? 手塚治虫という一人の天才によって、マンガは本当は何を獲得していたのか。マンガ論にあらたな視点を導入する、必読の論考です。

そして、奇跡は二度おきた!『波状言論』から福嶋亮大氏に続く、二人目の新人登場です!
渡邉大輔氏による投稿論文、「〈セカイ〉認識の方法へ 「セカイ系」あるいはリアルと(しての)倫理」。
不毛の90年代を経て迎えた00年代のリアル、セカイ系。それは、自らのおかれた状況を無条件に肯定し、感動によって思考停止しようとするだけの動物的な表現でしかないのか? そこに倫理を見いだすことは、はたしてできるのか? 真摯な問いかけがなされます。 新しい才能の誕生を見届けてください!

波状言論』22号、期待してお待ちください。とにかくほんとにこれで最後!