修羅場(hitomisiriing)

波状言論2月B号の編集作業で、ここ数日忙殺されていました。いや、今もそうですが……。バックナンバー配信もそろそろ始める予定ですので、もうちょっとだけお待ち下さい。宮台真司さん、鈴木謙介さん、東さんによる鼎談は歴史的な鼎談だったりするのではないかと錯覚してしまうくらいのものです。ご購読されていない方は、ぜひバックナンバーでお読み下さい。

最近やっとテープ起こしが終わった来月号の北田暁大さん・鈴木謙介さん・東さん鼎談も充実です。北田さんの『広告都市・東京』は東さんの『動物化するポストモダン』を読んでから書かれたものらしいですよ。鼎談では、北田さんが論じられているベンヤミン的な気散じと、東さんが論じられている「萌え」の身体性の関係について、charlieさんが2ちゃんねるトークと絡めつつ論じられていたりします。もちろんリベラリズム話も爆発です。ほかにはアンソニー・ギデンズウルリッヒ・ベック、それからメディア論関係ではキットラーも参照されているので、向学心のある学生さんとかは予習しておくといいかもです(笑)。もちろん予習なんかなくてもおもしろいものですけどね!

宮台さんのことについても論じられていますので、『サイゾー』での宮台さんと北田さんの対談が気になった宮台ファンも必読です。

ではまた。