ニュース!(hazuma)

波状言論の巻頭対談・インタビューシリーズは、2月から4月まで、社会学系・ネット論系の話題が続くことになりました。それはそれで面白いけど、西尾維新とかライトノベルとか『ファウスト』とかの方向はどうなったんだよ!、と感じられていた読者のみなさん、お待たせしました! 5月号のインタビューは、ブギーポップシリーズで知られ、いまや「セカイ系」の先駆として位置づけられることも多い小説家、上遠野浩平氏に決定しました。聞き手は東浩紀佐藤心。SFとセカイ系が交差する場所について、正面から話を聞いてきます。乞うご期待!
このあたり(どのあたり?)の小説読みなら多くがそうであるように、僕もまた上遠野氏の昔からの読者でした。2001年のSF大会では、壇上の彼を遠くからこっそり眺めていました。そんな経験があるだけに、個人的にもこのインタビューは楽しみです。面識もない僕からの、しかもこのようなマイナーなメディアからの唐突なインタビュー依頼に対して、快諾していただけた上遠野氏に感謝します。