もうひとつ残念に思う

某誌から「『おニャン子の真のエース』うしろゆびさされ組」(メールにそう書いてあった)について原稿を書け、というすばらしい依頼が来る。本当にぜひ書きたかったのだが、いまは情報自由論の修正作業と積み上がった別の雑事で追われているので、泣く泣く断る。だれかかわりに書いてくれ。
確かに僕はうしろ指のファンで、QJで語ったとおり、中学生時代、高井麻巳子の実家を訪ねて小浜まで行ったことがある。しかし、それは公式見解?というやつで、本心では実はかなり岩井由紀子=ゆうゆに傾いていた。おニャン子解散後もひそかにフォローしていたのだが、ソロ活動は早々と終わり、クイズ番組のレギュラーやテレビ東京の温泉紀行などを経て、最後は恋愛関係で不幸なゴシップがあって消えてしまった(僕はあの件では当時マジでむかついていたものだ。ゆうゆは深夜番組で泣いてたぞ!おい、N!責任とれ!)。いまはどうしているのだろう。別のひとと幸せに結婚したのだったか……。
ゆうゆといえば、「−3℃」というアルバム「いやっ!」というアルバムがけっこう好きだった。彼女の書くなすの絵はよかった(なすがトレードマークだったのだ)。神宮球場裏や神奈川県立図書館横の小さなホールでやっていたさびしげな握手会にもきちんと行った。ゆうゆと一緒にポラロイドの撮影をしてくれるというすばらしい特典つきで、このあいだ実家から回収した荷物を調べていたら、実際に写真が出てきた。イタい。ああいうのはさっさと燃やしておくべきだろう。というかいま燃やそう。
先日の自戒を無視しての昔話。