情報自由論を終わる

昨年7月号から連載していた『中央公論』の「情報自由論」が、ようやく次号で完結する。最後はオルダス・ハックスリーすばらしい新世界』とフランシス・フクヤマ『人間の終わり』の話。長い連載だった。あとは単行本化作業……。ルーマン、ポズナー、ギデンズ、井上達夫などなど、僕の机の上には、連載では入れられなかったが単行本では議論に組み入れる予定の学者の本がつぎつぎに積み上がっているのだが、はたしてそんなハードな作業に僕の頭は耐えられるのだろうか。