思想地図制作快調&アニメージュオリジナルvol.3

こんにちは。ちょっと間が空いてしまいました。新型インフルの出現があと一ヶ月早かったら、といささかビビり気味の東浩紀です。ぼくはまさにテキサスとかニューヨークとかに行っていたので、帰国も慎重になったかもしれません。娘に伝染したら致命的ですしね。
さて、それはそれとして、ゼロアカ審査会に始まり、米国旅行を経て4月25日の東大駒場まで、毎週のようにイベントがあった3月から4月にかけての春祭りも終わり、いまは地味に締め切りがたくさんやってきています。なかでも、思想地図vol.3の制作が大詰めになっており、責任編集だから原稿はないかと思いきや、実際には巻頭言や編集後記や円城短編導入などもろもろ書き仕事があり、ほかゲラチェックもやまほど来ててんてこ舞いです。とはいえ、ぼく以上に編集者さんのみなさんがたいへんで、GW返上で仕事をしてくださっています。そのぶん、いい誌面になったと思うので、ご期待ください。発売は5月末予定です。色は青。
ところで他方、先日も告知した山本寛さんとの対談が掲載された「アニメージュオリジナル」vol.3、届いたので目を通してみました。いまさらいうのもあれかと思うけど、これ、いい雑誌ですね。少なくとも今号は買いかと思います。いろいろ興味深い記事が多かったのですが、ぼくはなかでも「手描きアクションの快楽」なる小特集に魅せられました。この時間感覚と想像力はすごいね、たしかに……。
あとは――そうだ、宇野常寛力を身につけるべく行われている平成ライダーじゃんじゃん見るぞ企画はいまでも進行中で、アギトが終わり、龍騎も終わり、ちょっとだけファイズを見たあと、いまは電王へと移りました。うちの家族は電王がいちばん好きかも(笑)。