サークル情報・9つの頒布・配布物

東です。いよいよコミケも1週間後に迫ってきました。うちの編集部員はサークルチェックに余念がないようですが、僕はもろもろ多忙でカタログを読む時間すらありません。みなさんはいかがですか?

波状言論(hirokiazuma.com)は、今回、id:hitomisiriingid:cherry-3did:saCLAの3人が構成する「モスコミューン出版部」と合同サークルになって、前回の2倍のスペースを確保しています。8月15日、場所は東のU-05abです。
波状ブースで販売するのは、まずは(1)渾身の新刊評論本「HajouHakagix美少女ゲームの臨界点」(2700円)、(2)コピー本「はかぎくす」(300円)です。後者は、おそらく当日販売分はほとんどないと思います。ごめんなさい。売り切れ後もサンプルは置いておきます。
あと既刊として(3)DVD-ROM「「動物化するポストモダン」とその後」(3000円)も販売します。DVDはイベント価格で、通常の販売価格より500円も値引きする出血大サービスです。ほか、(4)波状言論のバックナンバー配信付き新規登録受け付けも行うかもしれません。現在のところ詳細は不明です。カタログのサークルカットに書いてある、旧コピー本の再版はなくなりました。現場製本の昨年冬コミコピー本とか、ぜひきちんと再版したかったんですが……。
他方、モスコミューンブースでは、(5)「Kluster1」(700円)と(6)「Kluster2」(700円)が販売される予定です。西島大介インタビューと秋山瑞人インタビューが掲載されたKluster3の増補改訂版、「Kluster3+」は落としたようです。。。オレのせいか?

あと、委託本として、二つ強力な同人誌を用意しています。ひとつは、波状言論のコラムでもお馴染み、ビエンナーレにも出展する(7)id:mirugiこと宣政佑(ソン・ジョンウ)氏の評論新刊(日本語、タイトル未定、定価未定)。先月の波状のコラムを読まれたかたならご存じのように、宣さんはいま、日本人の韓国マンガへの誤解を正すべく、正義感に萌えて燃えています。これは楽しみです。宣さんは1日目に個人でサークル参加もされています。詳細はid:mirugiの日記をご覧ください。
もうひとつは、「Hakagix」に全面協力してくださった原田宇陀児氏と更科修一郎氏、それに宇佐美渉氏が渾身の力を込めて放つ雫本(8)『重力が衰えるとき』(定価未定)です。原画段階で拝見しましたが、これはいい。『ファウスト』の原田小説にヤラれたひとはぜひ買うべきでしょう。同じ美学ががんがん展開されています。3人の想いが詰まった本です。『重力が衰えるとき』は公式サイトがあります。下記をご覧ください。
http://www.ann.hi-ho.ne.jp/cuteplus/summer2004/

さらにおまけですが、うちのブースには、僕の奥さんのほしおさなえが9月に行う声優+現代詩+電子音楽+映像の朗読劇イベント、(9)「time train 3」(出演:小菅真美笹本優子前田千亜紀、甲谷ひとえ、さなえ)のチラシも置いてあります。これは無料なので、がんがん持って行ってください。このイベントのキャラクターデザインは西島大介さんがやっています。うちの夫婦は、二人して同人活動にすべてを捧げたあげく、西島さんにお世話になりっぱなしというわけです。tt3では西島さんの新作も流れるらしいです。

それでは! 8月15日に有明でお会いしましょう。
いままで守られた試しのないシフト表によると、僕は、10時から13時までと、15時から16時まではブースにいる予定です。もし暇そうにしていたら、気軽に声をかけてください。