ブヨに注意

日曜日から火曜日にかけて、半分取材、半分家族旅行で越後妻有トリエンナーレにでかけてきました。今週末で会期終了なので、駆け込みでの見学です。 さて、そんなトリエンナーレの感想はどこかで機会があれば書くとして、今回、芸術祭そのものとは別にたいへ…

FCR通販開始

ブログではご無沙汰しています。東浩紀です。しっかり生きています。 最近ブログを更新していないため、一部で新型インフルエンザで倒れているとの噂が流れたようですが、それは半ば外れています。 半ば、というのは、じつは娘の汐音が罹っていたからです(…

夏バテ……&コミケ&思想地図

コミケ終了後、猛烈な虚脱感に襲われ続けていて、なにもかもやる気がわきません。いわゆる夏バテというやつです。 ぼくも年ですね。 ■ さて、そのため報告が遅れましたが、コミケでの「Final Critical Ride」、無事販売終わりました。お買い上げありがとうご…

明日、コミケ出店

明日、東京有明で行われますコミック・マーケット76に出店いたします。 ブースは東地区M-23b「波状言論」。 頒布物は、 (1)新刊「Final Critical Ride」、A5・64頁(カラー16頁)、1000円、第二次惑星委員会との共同発行、*1 (2)2005年C68発行のCD-ROM「波状…

日刊サイゾー

日刊サイゾーで夏コミ同人誌の記事が出ました! http://www.cyzo.com/2009/08/post_2551.html 当日は先着順で、部数限定のフリーペーパー「『オールライダー対大ショッカー』から考える」も配布します。ぼくと宇野くんは性懲りもなくまた1万字超の対談をして…

ゼロアカ最終結果、発表になりました

1年半続いた「東浩紀のゼロアカ道場」ですが、ついに最終関門の審査が終わり、通過者が決定しました。 http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/zeroaka/kanmon_06.html 以上で発表されているように、最終通過者は村上裕一くんです。 ■ 村上くんの論文は、…

Final Critical Ride表紙&目次

東浩紀と宇野常寛が組んだということで微妙に巷を賑わせているらしい新刊同人誌「Final Critical Ride」ですが*1、ようやくすべての作業が終わり、あとは当日の販売を待つだけとなりました。 そのうちサンプルページも公開しようと思いますが、絶対に1000円…

WB(早稲田文学フリーペーパー)最新号

WB(早稲田文学フリーペーパー)最新号の表紙に、ぼくと汐音の写真が使われています。先日、篠山紀信氏に撮影していただいたものです。http://www.bungaku.net/wasebun/freepaper/vol017_0728.html親ばか丸出しで言いますが、この汐音はとても、とてもかわい…

ヱヴァトークショー

つぎのようなトークショーをやることになったので、告知しておきます。http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=49647 http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=49650じつはぼく、このテーマにはかなり消極的だったのです…

hirokiazuma.com廃止

ぼくがはじめてウェブサイトを作ったのは2000年の春です。それ以来、9年以上にわたってhirokiazuma.comというドメイン名を維持してきたのですが、このたび契約が終了するのを機に手放すことにしました。 理由は簡単で、いまや「公式サイト」の時代ではなくな…

『ニッポンの思想』と『ストリートの思想』

前者は佐々木敦氏の本、後者は毛利嘉孝氏の本です。(後者のリンクを張っていないのは、まだはまぞうで検索結果が出なかったからで他意はありません)ニッポンの思想 (講談社現代新書)作者: 佐々木敦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/17メディア: 新…

ファイナル・クリティカル・ライド続報

数日前の動画で読者の度肝を抜いたはずの表題の同人誌。早くも「東終わったな」的感想も聞こえてきますが(笑)、じつは内容はかなりガチです。 ■ まずは表紙は、仮面ライダーディケイドのヒロイン役、森カンナのグラビア写真。いわゆる宇野常寛力でゲットし…

防犯カメラネタ

ときどき思い出したように投稿するセキュリティネタですが。 http://sankei.jp.msn.com/science/science/090714/scn0907140912001-n1.htm なるほど! この技術はなにかの解決になりそうだと思いました。

批判について

限界小説研究会編『社会は存在しない』をご恵投いただきました。ありがとうございます。社会は存在しない作者: 限界小説研究会編,笠井潔,小森健太朗,飯田一史,岡和田晃,小林宏彰,佐藤心,蔓葉信博,長谷川壌,藤田直哉出版社/メーカー: (株)南雲堂発売日: 2009/…

ファイナル・クリティカル・ライド爆現w

東浩紀、宇野常寛、濱野智史、藤村龍至、前田塁、鈴木謙介、荻上チキ、浅子佳英、(黒瀬陽平)。夏コミはぼくたちは本気です。 ちなみに表紙はなつみかん(森カンナ)。 詳細は続報を待て!

なんじゃ、そりゃ……

ひさしぶりに本気で不愉快なことがあったので詳細を伏せて書きます。 ある出版社より、ある話題について新シリーズを立ち上げるので打ち合わせをしたい、とメールが来ました。いやな予感がしたのでスルーしていたのですが、何度も手紙をいただくので打ち合わ…

早稲田文学新人賞速報

昨日、早稲田文学新人賞の選考会を行ってきました。選考会、といってもこの賞、選考委員はぼくひとりなので、要は市川真人編集チーフとふたりで話しあったわけです。 最終候補作は以下に発表されているとおり、14作品です。このなかから新人賞を選ぶことにな…

ヱヴァンゲリヲン劇場版:破

東浩紀です。一週間ほど休暇を取り、日本とネットから離れていました。ブログのほう、ご無沙汰してすみません。 さて、帰国後すぐに「ヱヴァンゲリヲン劇場版:破」を観てきました。この作品についてはおそらくあちこちで語ることになると思うので、短い感想…

文学かー

いろいろむずかしいなと思いました。 でもやったら成功するのかもしれないな。

夏コミ

夏コミ、受かりました。 さて、波状言論、今回はついに新刊があります。某サークルと共同です。 画像がデータで送られてきて、うちの娘は「なつみかん」と言って喜んでました。それがなんだというのか。続報をご期待ください。

そうだこれも知らせておこう

ぼくのところにはこの1ヶ月ほど、エロゲーのこの未曾有の危機に対しておまえはなにも態度表明をしないのかというお叱りのメールがときおり迷い込むのですが(いやほんと)、次号の週刊朝日のコラムでポルノ規制問題を取り上げました。 わずか1Pのコラムです…

28日イベントへの質問

前々日に告知した下記の思想地図イベントですが。 http://www.nhk-book.co.jp/books/nhk_books/shisou/info04.html ぼくは残念ながら、所用で会場に駆けつけられそうにありません。 そこで、藤村さんと濱野くんのふたりに、ぼくから質問を用意することになり…

マイケル・ジャクソン急死

普段は芸能ニュースにまったく関心がないぼくですが、この知らせには驚きました。ある種の動揺を感じます。 このニュースを聞いてふと思い出したのですが、いまから15年以上まえ、まだ30代半ばだった浅田彰さんと出会った直後、彼とマイケル・ジャクソンの話…

28日、濱野くんと藤村さんのイベント

じつはぼくは最近、ぼくのイベントや講演会に常連ばかり来る状況に危機感を抱いていて、このブログでの告知を躊躇していました。 というわけで、某カルチャーセンターの講義でシュミットやネグリについて話していることも言わなければ、今週土曜日に某所で某…

思想地図ニュース

先日このブログでも書いた、「思想地図のサイト、まじ読みにくいんだけどRSSとか配らないのか」問題ですが、編集者さんに相談したところ、「いやー、世の中いろいろあるんすよ。そんなことより東さん、たまたまこんなTwitter見つけたんですけど、これでどう…

犬の話

ぼくはインテリにもオタクにもふさわしくなく、犬と猫であれば断固犬派なのですが、おそらくぼくの読者は猫派のほうが多いでしょう。 そんな環境のなか、数少ない犬好きの読者のみなさんに下の泣ける話をリンクしておきます。 http://www.asahi.com/national…

ディケイド2

日曜日のブログに、『仮面ライダーディケイド』第21話「歩く完全ライダー図鑑」の話をちょっと書きました。 じつはあれ以来、ディケイドがコンプリート・フォームに初めて変身して闘う3分間ほどの映像を、仕事のあいまに取り憑かれたように見続けています。…

困ったものだ

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20090616 ここに書いてあることですが、週刊朝日のぼくのコラムをどう読めばこんな感想が出てくるのか、意味不明です。 そもそも該当コラムでは、ぼくは「1Q84」にはっきりと否定的です*1。他方、村上春樹について、…

某社会思想家問題追記

一昨日のエントリの件です。 ご本人より編集者を介して失礼の段を詫びるメールをいただきました。 したがって、この件はすべてなかったことにしたいと思います。ぼくはもう忘れました。 というわけで>そのかた 今後また再会の機会がありましたら、よろしく…

某社会思想家/ディケイド

10年くらいまえに、某アガンベンの講演会で、初対面のうちの妻に向かって「あんた、なんで東みたいなオタクと結婚したの」と普通に失礼なことを言った現代思想系というか、左翼というか、フーコー研究者というか、岩波で書いているというか、そういうかたが…